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2008年6月13日〜27日
海外レンタカー旅行シリーズ
過去、何回か計画を立てたが、湾岸戦争などなにかしら問題が起きて、夢が叶わなかった地である。
今回、初めて夢が叶った。
第3/4日目: その2:バートン付近 および 北西部(スノーヒル、スタントンなど) −−フットパス 2コース
第5日目: その3:南部 バイブリー近辺 フットパス 1コース
第6日目: その4:北部 ヒドコート・ガーデンとチッピングカムデン付近(マナーハウスでのランチ)
第7/8日目: その5:中部 モートン・イン・マーシュを中心としたフットパス、 西部ウィンチクームと付近の無名の村
第9/10日目: その6:南部 マームズベリーとキャッスルクーム、南ウェールズ(ケァフィリー、ゴーワー半島)
第11〜13日: その7:南ウェールズ(カーディフ)、オックスフォード近郊のガーデン、ロンドンのガーデン
現地ノーハウは「イギリス情報」にもあります。
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航空券
ダイレクト購入の価格を比較してみたところ、ヴァージン航空がJAL/ANAに比べ\6,000ほど安いことが分かった。
2008年3月購入時点
航空会社 |
航空運賃 |
燃油サーチャージ |
その他 |
合計 |
ANA/JAL |
120,000 |
26,000 |
14,260 |
160,260 |
Virgin |
118,000 |
22,000 |
14,260 |
154,260 |
と言うことで、今回は初めてヴァージン航空を利用した。
機種はエアバスA360-600。
ヴァージンは一時期人気であったが、他社に比べて大した差は無いように感じた。
ただし、新機種でディスプレイの解像度が多少良いのと、いつもパサパサ気味の料理が水分を保ちおいしかったこと(松花堂弁当もあるが、我々の席に来るころには往復とも売り切れ)、アメニティーグッズをくれること など、さすがはエンターテイメント系企業で、細かなところに気遣いが感じられる。
為替レート:6/13 成田空港のTravelexで221.92円/ポンド
ヒースロー空港のAMERICAN EXPRESSで232.28円と日本の方がレートが良かった。
但し、クレジットカードの精算は215円/ポンドとユーロ圏に較べ有利。
地図サイト: Footpath Maps
非常に精密で、小さなフットパスも正確に出ている。
事前調査でも、とても役に立った。
予めこの地図をつないだものを印刷して持っていったが、現地でも強力だった(本HP内のフットパスのルート図はこのマルチマップを使っている)。
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このマークのある写真は「写真ギャラリーfree」に1280X960の拡大写真があります。
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ヒースロー空港からオックスフォード行きのバスに乗り、オックスフォード・バスターミナル(駅の東500m)で降りる(片道:£18.00/人)。
時刻は夕方の5時半。バスから見ていると、高速への合流道路はメチャ混みで、すいているレーンを走っていると、合流レーンへの変更(割込み)は不可能。地理に明るくないと空港からレンタカーで脱出するのは難しい。
1時間足らずでシティー・ターミナルに到着。タクシーで予約しておいたLakeside
Guest Houseへ(£5.00+TIP£1.00)。
オックスフォード OXFORD |
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Lakeside Guest House***
Twin 62ポンド/部屋
118 Abingdon Road ,Oxford OX1
4PZ
Tel 01865 244725
中心地から南へ1.2kmの公園に面した閑静な場所。設備、広さは値段相応であるが、オーナーの人柄が良く、朝食のFull
Breakfastはボリューム満点。市内へも歩いて20分程度。
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朝、バス(X13路線=1.3ポンド/人)で駅まで行き、帰路の列車の切符を買っておく(*1)
Oxford−Paddington間は当日買うと20ポンド程度するが、Great
Western Railwayの特定の便(Advance料金)は事前予約で4ポンドと1/5程度になる)。
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レンタカー
駅から の営業所まで約400mなので歩いて行く。
車はルノー・クリオ1.2L
マニュアル車。まだ走行距離6,000マイルの新車だ。色も上品なブルーで私好み。
イギリスは日本と同じく右ハンドルで運転しやすいが、ウィンカーは左側ノブに、ワイパーは右と逆。
10年ぶりのマニュアル運転だが、すぐ慣れた。
Renault CLIO 1.2L(マニュアル車)
6/13-6/25の11日間で
基本料金 224.05ポンド
SCDW 57.75ポンド *2
VAT 17.5% 49.32ポンド
Total 331.12ポンド(\72,555)
*2:車両保険は基本料金に含まれるが、免責範囲(5万円以下)の修理費用もカバーしてくれる追加保険。
総走行距離:684 miles (1,094km)
ガソリン給油量:TOTAL 69L(1.25ポンド/L=\288/L:日本で170円くらいの時)
燃費:15.8km/L
ガソリン代:約2万円 |
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コッツウォルズ方面への自動車道路A40に乗るためには合計3個のラウンド・アバウト(ロータリー)を通過しなければならない。ロータリーと言っても一周400m、3車線もある巨大なもの、自分が進入した方向から見て何時方向を今走っているのかが分からなくなる。出口の看板を見て出るわけだが、一瞬では読めないし、行き先は聞いたことの無い町の名ばかり。どこで降りたら良いのか全く分からない。その上、ロータリー上のどのレーンを走るのかも決まりがあるらしく、突然左のレーンを横切って出るわけにも行かない。この後も最後までこのラウンド・アバウトの走り方が分からず、入るのがイヤだった。 |
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何とか、コッツウォルズ方面へのA40西向きに乗り、約 15マイル(25km)でバーフォードの町に到着。
バーフォード Burford
街道の両側に古い建物が並ぶ名所であるが、土曜のせいか人も車も渦をなす混み方。とても街道沿いに駐車できず、徒歩で5分の所にある公共駐車場(無料)に停める。
町は下り坂の斜面にあるあため、町の入口から古い町並みが一望できる。良い町であるが人の多さに印象はバツ。 |
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A424を北上すると「これがコッツウォルズと言うものか」とため息がでるような、なだらなか丘陵地が続く。
北海道の美瑛の丘も負けていないと思ったが、100km四方に広がるスケールはコッツウォルズの方が勝る。
前方の畑が真っ赤に見える。近づいてみると麦畑一面にケシの花が咲いていた。
農道に車を停めて小休止。赤いじゅうたんの丘と青空に雲がポッカリ。家内とため息をついた。 |
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アパートのこと |
宿泊地のバートン・オンザ・ウォーターへは14時30分に到着。
バートン・オンザ・ウォーター Bourton
on
the Water
バートンもコッツウォルズの名所で、町の中心をウィンドラッシュ川が流れ、コッツウォルズのヴェニスとも呼ばれる。川辺は柳に芝生と絵にはなるが、夏の片瀬江ノ島海岸よろしく芝生には日光浴の人がゴロゴロしていて足の踏み場も無い。
アパートは中心地から200mほど離れた所にあるため、さすがにここまでは騒音は聞こえず静か。 |
Windrush Apartments
Colletts Court,Lansdowne,Bourton
on the Water
+44-1451- 820195, E-Mail:Arthurandgill@aol.com
7泊で275ポンド(クレジットカード不可)。予約段階で75ポンドをPayPalで振り込む。
今回はじめて「自炊型アパート」を借りてみた。
値段と設備はピンキリだが私は下記基準でバートン・オンザ・ウォーターのアパートを選んだ。
・コッツウォルズのほぼ真ん中にあり、どこに遊びに行くにも便利
・適度に都会でありスーパーなど食材や生活用品の調達に便利
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図1が間取りで、十分な広さである。その他、鍋釜、食器、電気ポット、トースター、コーヒーメーカー(湯を入れた後、金網で粉を沈める型)などが付いている。レンジはIH。
コーンフレーク、砂糖、インスタントコーヒー、ティーバッグ、食パン、牛乳、バターは付いていた。
また、塩、胡椒は前の人達が置いていったものが多量にあった。
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スーパーマーケット:
バートンの中心に小さいながら1軒、また町外れに中規模のCoopがある。隣町のSTOW
on the WOLDには巨大なTESCOがある。
イギリスの主婦は料理が苦手なのか、冷凍食品やチルド食品(チンで一発)の売り場が1/3を占める。
したがって、これを電子レンジ(Microwave)かオーブンで暖めれば良く、自炊にはうれしい。但し、殆どがスパイシーな味付けで、また主食や野菜は付いていない。我々は主食はポテトをゆで、おかずは肉や魚をオリーブ油で焼いて、サラダはレタスとトマトを毎日食べた。
言うこと無しのアパートであったが、ただ1点シャワーが電気のせいか水の勢いが弱い。なんかさっぱりした感じがしない。 |
第3/4日目: その2:バートン付近 および 北西部(スノーヒル、スタントンなど) −−フットパス 2コース
第5日目: その3:南部 バイブリー近辺 フットパス 1コース
第6日目: その4:北部 ヒドコート・ガーデンとチッピングカムデン付近(マナーハウスでのランチ)
第7/8日目: その5:中部 モートン・イン・マーシュを中心としたフットパス、 西部ウィンチクームと付近の無名の村
第9/10日目: その6:南部 マームズベリーとキャッスルクーム、南ウェールズ(ケァフィリー、ゴーワー半島)
第11〜13日: その7:南ウェールズ(カーディフ)、オックスフォード近郊のガーデン、ロンドンのガーデン
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