中年夫婦のぶらぶらある記   2001.2.3

田端・王子 六阿弥陀を訪ねて 17,000歩

 

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第4番 与楽寺

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赤紙仁王の東覚寺

 

 

 

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ことぶき地蔵

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第3番 無量寺

 

 

 

 

 

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王子神社

セット物で気になっていた「江戸六阿弥陀」を訪ねた。
JR田端駅から南へ行くとダサい商店街だが、大正時代におおくの文士や芸術化が住んだこともあり、商店街のキャッチフレーズも「文士芸術家村」。田端文士村記念館もある。

与楽寺:
六阿弥陀の第4番。境内には大きな幼稚園。
経営の為か、小さい内から仏さまの教えを説くためか、幼稚園を併設した寺院は多い。いずれにせよ結構なことだ。

東覚寺:
創建は室町時代。
腕の病気を治したい時は仁王さまの腕に赤紙を貼り、直ったらわらじを奉納する慣わし。おかげで仁王さまはご覧の通り紙だらけで、本体が見えない。
なぜか顔に貼った紙が一番多い。美人になりたいのは古今東西を問わない?
そして、ここの本堂に黒門さんと、平澤さんの千社札が・・・

大竜寺:
コンクリート作りの寺だが、正岡子規の墓がある。

古河庭園:
ニコライ堂や鹿鳴館を設計したイギリス人コンドルの設計。
古河家の所有でああったが、現在は都に寄付された。
洋館には喫茶室があり、明治の昔に思いを馳せながらイングリッシュティーが戴ける。
洋館の前に展開する様式庭園のバラは有名。
更に奥の方は日本式庭園となっている。

ことぶき地蔵:
古河庭園の東「大炊介坂」の道端にある。謂れは書いてないが、お参りする人が多い。

無量寺:
六阿弥陀の第3番。本堂も庭も手入れが行き届いていて風情のある寺であった。六阿弥陀の内阿弥陀像が現存するのは3体のみとのうわさがあるが、無量寺には本当に残っているそうだ。

昌林寺:
木残り観音。門前に「六阿弥陀」の石碑があるものの、由来も名にも書いてなく、やるきは無いみたい。

ここから本郷通りに戻ると、地下鉄「西ヶ原」駅、大蔵省印刷局(紙幣や切手の印刷所・・刷り損ないで良いから戴きたい)、
一里塚(大きな榎が植えてある小山で、唯一現存する一里塚だそうだ)などがある。

さらに行くと飛鳥山。この山の東側に渋沢栄一記念館、北区博物館、紙の博物館(王子製紙は王子が発祥地)などがある。更に行くと飛鳥山公園で桜の名所。

王子神社:
東京10社のひとつで、さすがに大きい。

関神社:
それより面白かったのは、同じ境内にある「関神社」。
百人一首にも入っている蝉丸法師が病で毛が抜けてしまったとき、義姉の坂上(逆髪)姫が自分の髪でかつらを作ったとの伝説から髪塚があり、床屋さんやかつらやさんの信仰を集めている。リアップが効かなかった人は是非お参りを。

 

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東覚寺の千社札


 


 

 

 

 

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木残りの観音の
昌林寺

 

 

 

 

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「髪」の神社
関神社

 

 

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第一番 西福寺

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第2番 恵明寺

 

JRのガードをくぐって北へ行くと道端に小さな「庚申塚」があり、また「黒門」→

もう少し行くと豊島中央商店街の入口。反対側の斜めの路を行くと六阿弥陀第一番の西福寺がある。
西福寺:
建物は新しいが、第一番の提灯が写真を撮るにはうれしい。

後ふたつはちょっと離れている。十分歩ける距離だが、バスに乗った。

都バス:
王40番:池袋東口−西新井薬師
東43番:東京駅北口−荒川土手操車所前

荒川土手で下りてちょっと戻った「江北2丁目」の交差点を北へ曲がるとすぐに恵明寺
そばには、耐火ボードの吉野石膏の工場がある。

いったんバス通りに戻って南に歩き、大きなマンションの手前を曲がると性翁寺

帰りは先ほどのバスで王子駅か池袋駅まで帰ろう。

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庚申塚

 

 

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木余りの阿弥陀
性翁寺