2007.6.18〜7.2
その2: ドロミテ ガルデナ谷
このマークのある写真は「写真ギャラリーfree」に1280X960の拡大写真があります。
1.ドロミテ フネス谷
3.ミズリナ湖とグロースグロックナ・カルス村
4.スロヴェニア ブレッド湖と センメリングからウィーン
6月21日(木) サン・マッダレーナ → セルヴァ |
今日は、ガイスラー岩峰の南側、ガルデナ谷のセルヴァに移動。直線距離にすれば直ぐだが、バスでは一旦イザルコ谷まで戻ってバスを乗り継ぐ(夏場は直行があるかも)。
St.Maddalena 9:57 -2.25euro- 10:25ChiusaAut
Chiusa 11:47 -1.25euro-11:57Pt.Gardena
Pt.Gardena 12:11 -3euro- 13:03 Selva
@サンマッダレーナ→ブレッサノーネ、Aブレッサノーネ→セルヴァと乗り継ぐが、両者ともキウーサという町を経由するので、キウーサで乗り継ぐのが得策。
但し、キウーサにはChiusa AUTと言うバスターミナルと単にChiusaと呼ぶ二つのバス停がある。時刻表上同じ停留所の場合は問題ないが、違う場合は両者の間を歩かなければならない(約15分)。キウーサ自身、歴史ある町なので見学がてら歩くのも悪くない。
ドイツ・オーストリーとイタリアを結ぶ街道の要衝にある古い町である。見所はどこからも見える山の上の修道院。町自身は完全にドイツの町のように見える。
キウーサの公式ホームページ
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修道院 |
マルiもある町の広場 |
狭い街路 |
キウーサの次の乗換え地:ポン・デ・ガルデナにあった古城 |
◆この近辺の他の気になる町(村):地図で見るとこの辺りには幾つか良さそうな町がある。
Gufidaun(Gudon)
Rajen/Raion
セルヴァ(Selva in V.Gardena / Wolkenstein) 標高:1540m |
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ガルデナ谷で最も大きな町がオルティセイで、シウジ高原やセチューダ山へのゴンドラもここから出る。バスはサン・クリスティーナを経て、最奥に位置するセルヴァに到着。
予めインターネットで調べておいたペンションGabriellaに行ってみるが満室とのこと。隣にあるお姉さんがやっているLarixの鍵を勝手に開けて予約簿を見て、こちらならOKだと言うのでここに決めた。
実は同じ敷地内に3軒のペンションがあり、お互いに姉妹どうし。次女の所にお母さんも住んでおり94歳とのこと。実は全部で7人姉妹と言うグレートマザー。夕方、次女が外のテーブルでお母さんとトランプをしていた。親孝行な娘さんである。 |
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今夜の宿:
設備は三ツ星ペンションとして平均的ながら、色々な民芸品やレース編みなどが飾ってあり清潔で可愛らしい。何よりおかみさんの性格が良く、姉妹どうし仲が良いのが居心地を良くしている。
ケーブルの隣だが、6時には運転を停止するので夜間の騒音は無い。
バス停はSelvaの500m先の「Selva
Stella」 |
2008年正月に届いたLarixからのカード |
Larix ***(宿泊)
Via Freina 18, I-39048
Selva /Val Gardena
Alto Adige / Italia
Tel. 0471 795318
Fax 0471 771084
www.villalarix.com
info@villalarix.com
平均54euro/2人(長女)
英語ダメ |
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Gabriella ***
Via Freina 14, I-39048
Selva/Val Gardena, Alto Adige
/ Italia
Tel. 0471 795230
Fax 0471 795230
www.hausgabriella.com
info@hausgabriella.com
平均54euro/2人(次女)
英語ダメ |
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Christa ***
Via Freina 16, I-39048 Selva/Val
Gardena
/ Italia
Tel. 0471 795532
Fax 0471 795532
www.christa.it
info@christa.it
平均54euro/2人
(三女:おかみさんは英語を話す) |
夕方煙草を吸いに戸外へ出るとセッラ山塊の岩壁がオレンジ色に染まり、それは奇麗。
セルヴァには特に中心地はないが、教会の裏に大きなスーパーSPARがある。朝8:30−12:00と15:00−19:00の間 開いている(日曜は閉まる)。ハム類やチーズは少量でも秤売りしてくれる。ハムなら100グラムで10枚くらい(1〜2euro)、大きなハムなら1,2枚だけでもOK。また、旅行中の野菜不足にトマトなどに塩を掛けて食べるとおいしい。
B&Bの場合はペンションでお皿やナイフ、フォーク、塩などを気軽に貸してくれるが、使用後奇麗に洗っておく、など最低限の心づかいはしよう。
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フネス側から見るとガイスラ−は切り立った岩峰だがこちら南側は比較的なだらかで牧草地が広がる。
まず9:00のバスでオルティセイまで行き、長いエスカレータでケーブル駅へ。ケーブルは途中で1回乗換えて約20分でセチューダ山頂(2518m)直下まで一気に引っ張り上げてくれる。
セルヴァ -bus 1.5euro- オルティセイ
-cable
16euro- セチューダ
★★左の地図の拡大詳細はここにあります
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エスカレータ |
ケーブル |
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ケーブル駅からはガイスラーを横から見る形となる。その他にシウジ高原、更にはサッソ・ルンゴと雄大な景色が臨める。
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ガイスラー(フネス側は険しい) |
サッソ・ルンゴ |
セッラ山塊 |
サン・クリスティーナからのケーブル駅であるコルライザを経由してセルヴァまで歩く。
山頂付近も素晴らしいが、Col Reiserコルライザ小屋からユアックJuac屋辺りまでのお花畑が丁度満開状態でエデンの園とはこんな所かと思わせた。
しかしながら、ドイツ人達はあまり花には興味が無いらしく、ただ黙々と歩く。何を目的に歩いているのだろうか?
16:30に宿に帰着。
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家族づれがいっぱい |
さて何をたべよう?コルライザのODLESヒュッテ |
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★★ 下記地図の詳細拡大はここにあります。
今日は宿の裏手のCiampinoi山からセッラ峠までを歩き、そこからガルデナ峠へバス移動。そして峠からSelvaまで歩く予定。
まずはケーブルでCiampinoi-2250mへ(9:05)。ケーブルは朝9:00から運転。
今日は天気がイマイチで写真撮影的には不適だった。
セルヴァ -cable 8euro- チャンピノイ
9:00発 |
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ケーブルより(矢印が宿) |
昨年訪れたシウジ高原が良く見える |
サッソルンゴの巨大な岩壁がせまる道を峠@へ下る |
@にいた牛さんたち |
雪が残るサッソルンゴの基部 |
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11:20着 |
老若男女、犬、猫(猫はさすがに歩いていなかった)を問わず、皆よく歩く |
A付近。
トロールブルーメのお花畑からガルデナ峠方面。この辺りは毎年ワールドカップの会場となる。 |
B付近は大きな岩がゴロゴロしていて、ロッククライミングのゲレンデでもある |
バス停:セッラ・ヒュッテ(2180m) |
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Sellaronda BUSが11:30にあるはず。これに乗ってガルデナ峠への分岐(Hotel
Miramonti)まで行くつもりであった。
ところがバスが着て、運転手に聞くと、行き先がはっきりしない。次の12:00の運転手は行くとは言っているが、現金はダメだと言う。
「こうなったら、もう歩いちゃえ」とバス道路を歩くことにする。自動車やオートバイと一緒なので少々怖いが、それでも1時間余でHotel
Miramontiに到着。
※皆はパスのようなものを見せて乗っていた。特定のパス所持者に対するローカルサービスかもしれない。 |
分岐からガルデナ峠へは自動車道路とは別にワンデリング・ルートがある。
このルートの後半Cは特に花が多く、汗水たらして歩いて来た人だけに供されるパラダイス。
登りをバスかケーブルで来た人は、返りは、ぜひこの道を歩いて下ることを薦める(セルヴァまで1.5時間程度と思われる)。
Hotel Miramonti-1980mから2時間で峠-2150mに到着。
我々はもう歩き疲れて峠で粘っていたら、17:00に定期路線バスが来たので運よく乗れた。17:30宿に帰着。
下は峠の写真:次の日、バスで通過した時の写真も含む。
ガルデナ峠 -bus 2euro- セルヴァ
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峠にはホテルもある |
セッラの岩峰とS.ルンゴ |
北側の岩峰 |
S.ルンゴ |
1.ドロミテ フネス谷
3.ミズリナ湖とグロースグロックナ・カルス村
4.スロヴェニア ブレッド湖と センメリングからウィーン
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