栃木市 大平山
せっかくの連休なのに旅行計画無し。さりとていつもの「都内」ではさびしい。
と言うことで、ちょっぴり遠い「栃木市」にした。
行き方:
地下鉄・千代田線の新御茶ノ水から北千住乗り継ぎで東武線で栃木駅へ
電車賃は\1,050 、1時間50分くらいで着く(東部の快速だと速い
![]() 巴波川から見た 塚田歴史伝説館 ![]() 横山郷土館 ![]() 市役所別館 ![]() 近龍寺 ![]() HPの写真(掲載許可済)。 これは20個だが、我々の 食べたのは15個の皿 |
巴波川:![]() 「うずまがわ」と読む。 町の中の普通の川で必ずしも見所と言う訳では ないが、物資の輸送を川に頼っていた時代の名残 の船着場などが所々に残る。 塚田歴史伝説館の裏手や横山郷土館あたりが カメラアングルとして良い。 塚田歴史伝説館(入館料\600) 材木商として財を成した塚田家の建物で、家具や陶器を展示してある。 横山郷土館(入館料\500) 明治33年、共立銀行を創設し、麻問屋でもあった横山家の建物。 格子のはまった帳場など、当時の面影を残す。 ![]() 巴波川につながる堀に面して建てられている。 堀には鯉が沢山泳いでいて綺麗。 今も実際に窓口業務を行っており、左奥には 観光課もある。 中央通り: 栃木駅前はな〜んも無く、ここいらあたりが中心地で、蔵造りの家がまだ 沢山残っている。 町並み保存地では、やもすると民芸品やお土産を売る店ばかりになりがち だが、ここは店の前にタイヤを積んで「SALE!54%Off!」などと書いて あって、それを茶っ髪の若者が覗いているのが自然で良い。 但し、維持が大変らしく、中には2階部分が朽ち果て1階もやばそうな店も・・ 5年に一度の「秋まつり」で人形山車が引っかからないよう電線が無い。 川越と同じだが空がのびやかに感じる。普段気にしていないが、電線が こんなに景観を損ねているとは思わなかった。 ![]() ![]() ![]() せんべいや 籠など竹細工や 家具や、洋品店 ![]() ![]() ![]() オートバックス栃木店? いつ崩れ落ちるか?金物や 寺内万年筆病院 近龍寺 「路傍の石」の山本有三の墓がある。井之頭の項で触れているが、 三鷹に有三の住んだ家がある。 当然 墓も吉祥寺・三鷹近辺かと思っていたが、こんな所に・・・ 栃木山車会館(入館料\500) 5年に一度、市内を練り歩く動く芸術品といわれる山車。ここに常設 されている。 栃木蔵の街観光館:観光案内所。パンフレットも貰える。 栃木市郷土参考館(無料):昔の商店を公開。美術工芸品や 資料を展示。 あだち好古館(入館料\400) 呉服問屋の初代が集めた浮世絵などを展示。広重の「東海道53次」 が完全に揃っていて、珍しいとのこと。 ギョウザ: すきっ腹を抱えて巴波川のほとりを歩いていると、「ホワイト餃子」 との看板。 宇都宮がギョーザで有名なので、栃木もうまいかも知れない・・・と 入ってみる。 ライスが無いと言うので二人で3人前を頼んだ。 出てきたのは稲荷寿司くらいのでっかいぎょうざが30cmはあろうかと言う 大皿にいっぱい載ってきた(それも2皿!−注文を聞き違えたのか?)。 これは食べきれない・・と目を白黒させながら食べたが、ぺろりだった。 具の野菜が新鮮で味もこくがあっておいしい。これで1皿580円。 店においてあったチラシを見たら北関東を中心に展開するチェーン店で、 東京にも巣鴨、西新井薬師、高島平に店があるらしい。 |
![]() 大平山神社 ![]() 階段 ![]() 隋心門 ![]() 六角堂 |
大平山: 山頂には大平山神社があり、参道の桜とアジサイで有名。 亡き母が「えほう参り」で良くお参りに行っていたのを想い出し季節外れ ではあるが寄ってみる。 少し遠いのと車だと山の上まで行けるとの事なのでタクシーで行く(中央通り から山頂展望台まで\1,500)。 大平山神社: 天長4年(827)慈覚大師によって創建されたと言われ、家光以来 徳川歴代 将軍の崇敬を受けた。 山頂には3つお堂が在る。1200年も前に、こんな山の上に建てるのは大変 だっただろう。 このお社には例によって「黒門」「平澤」の千社札が貼ってある。 ![]() 随心門: 1723年に建てられた山門。大平山さんは当時は寺院の山として栄えていた 名残り。 六角堂: 聖徳太子作と言われる虚空蔵尊が奉られている。 明治の神仏分離策に より山頂より今の地に移った。 階段を下り終わったちょっと下に「国学院」がある。高校・大学の総合キャンパスで、ここから栃木駅までバスが出ている。 |