中年夫婦のぶらぶらある記   2000.12.2

   深大寺(ハケ散策part2)  11,000歩

先日、TVで調布付近の紹介番組があり「都立農業高校」付近に良い場所があったと家内が言うので行ってみた。

               

 

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神代植物園
まずは吉祥寺から都立神代植物園までバスで・・

今の季節の見所は温室のランくらいのものだが、周辺部は雑木林が多く。なかなか良かった(雑木林は、やもするとゴミの不法投棄場所となるが、ここは綺麗で気持ちが良い)。

当日は厳冬の中、花があまり無かったが、下は翌2001年5月に訪れた時の写真


ベゴニア

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元三大師像

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開福不動

taisido.jpg (7090 バイト)園内を散策したら、深大寺に直接出られる南門から出よう。
深大寺の裏口から入ると大師堂→

お堂自身も風格があるが、元三大師の像が置いてありこれを撫でると病気治癒にご利益があるという。

本堂は平成12年に改築され真新しい。→上から2番目の写真

深大寺:
天平5年(732)に満功上人が創建したもので、天台宗。
山門は桃山時代のもの。1300年も前って人跡未踏の地では無かったのかな〜?どうしてこんな所に作ったんだろう。

道草:
深大寺の山門前の道を横断して200m程あぜ道を行くと、最近出来た「深大寺温泉」。その方面に目の無い方はどうぞ。

道草ついでに・・・吉祥寺方面へのバス停の前の小道を南に行くと10分ほどで「調布卸売りセンター」がある。大量に買えばめちゃ安。海鮮ものや中華などB級グルメも楽しめる。

monzen.jpg (7580 バイト)深大寺の山門前は「名物・深大寺そば」の店が沢山→

ここを出て、車道を左へ行くと、やがて「開福不動」。ここで拍手を打ったら、道の反対側の「神代植物園・水生植物園(入園無料)」に行こう。

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深大城址


から堀跡

 

 

水生植物園(深大寺城址):無料
ここは昔 深大城があったところで、園内には空掘の跡などが残るが、あまり知られていない穴場。空掘前の芝生にはベンチもあり、弁当には最適。
東側の湿地帯は神代植物園の水生植物セクション(こちらは入場無料)。
こちらも訪れる人も少なく静かで、南側が中央高速に面しているとは思えない別世界。

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   湿地帯         すすきの向こうは中央高速

追加:その後再度訪問したときの写真↓
     
   2001.9.21         同左             2002/3/24

なお、植物園入口の蕎麦屋「多聞」は人気でいつも行列。昼時なら列にならぼう。

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農業高校内の流れ

都立・農業高校・神代農場 (公開日:2010年5月現在=不定期ながら毎金曜が多い)
植物園を出て、更に東へ行くと、歴史ある深大小学校(旧・弘道館)。
その前が都立・農業高校の神代農場で、内部は深山幽谷の佇まい、田んぼなどもある。

カタクリの群生があり、毎年3月末頃は見事。
当日は公開日ではなかったが、後日(2002.3.24)に訪れた時の写真↓
カタクリ ぼけ 桜と湿地
生徒の実習などで公開を取りやめることもある。遠くから来る人は電話:(042)362-2211で事前確認を。

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 かに山の芝生でお弁当

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  冬の太陽

この渓谷は更に南側にのび、自然園につながる。自然園では蛍の飼育などが行なわれており、夏にはほたるの鑑賞会も。 

kaniyama.jpg (8066 バイト)かに山:
左手の山は通称「かに山」で、雑木林が山頂付近までを覆う。
南斜面に広っぱがあり、ここも弁当に最適。

今回は、弁当を買うため実際は農林高校から一旦、バス通りを南に行って、狛野小学校の前にあるローソンで弁当(+おでん)を調達しカニ山で食べた。

食べ終わった後、ゴロリと寝て空を見たら秋の雲が流れていた。子供の頃、野原にひっくり返っては流れる雲を飽きずに見ていたことを思い出す。

ここから神代植物園の裏門まで歩き、吉祥寺行きのバスを待つ。
バス停の後ろにも公園を造成中。
まだ3時前だと言うのに太陽は輝きを失い、冬の到来を実感させる。

なお、当日は寄ら無かったが、植物園の北側に、あまり知られていない穴場(静かで空いている)がある。

自由広場:
中心に芝生の広っぱ、周りには年代ものの樹木がいっぱい。お弁当を広げるにはもって来い。子供連れにはお勧め。

また、植物園の東側には将来公園化する予定の広場が多数あるが、樹木や花は既に相当に成長しており、地元っこのみが知る穴場。
 ←未整備地区(春)

グリーンギャラリー:無料
植物園の実験場的な施設であるが、静かな大人の空間。


関連コース: 野川・・・野川の上流側で新撰組ゆかりの場所や野川公園、キリスト教大学、東京天文台など見所の多いコース。