2016年11月2日(水)〜5日(土)

その2 (蔦温泉と玉川温泉、角館)

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11月3日(木) 乳頭温泉−十和田・蔦温泉

今日は蔦温泉まで移動する。
距離的には国道341号線が最短であるが、途中 標高1,000mの峠を越えなければならず、
最終日もその道を通る可能性があるので、盛岡から東北自動車道で十和田に行くことにする。

盛岡までの国道41号線の峠付近は丁度紅葉の盛りで綺麗だった。

十和田南インターで下りて、十和田湖へ向かう

■十和田湖畔

     
 


■奥入瀬渓谷

奥入瀬はまだまだ紅葉が綺麗。遊歩道は50%が中国人観光客。

 
   
蔦温泉(つたおんせん)
本来はディープな酸ケ湯に行きたかったが、有名な千人風呂は混浴らしく、また宿泊設備もあまり綺麗でないとの口コミもあり、次点の蔦温泉にした。
蔦温泉の客室は歴史ある旧建物の木材を使って、中身は今様に改築したばかりで良い雰囲気。温泉は木の浴槽の底から湯が沸いてくるので、良く温まる。湯質も柔らかで素晴らしい。
但し、食事はニジマスやイワナ、きのこ汁(せんべい汁)など「山&青森」を意識したものばかり。個人的にはこれらは嫌いでもないが、好きでもない。もうちょっと何とかならないか。
山間地の温泉宿はどこも同じで、中には山菜、薬草づくしをウリにしている宿もある。物珍しいが、今時イワナや山菜を喜ぶ人なんて何人いるのだろうか?
 
 
JRのポスターで一躍有名になった蔦沼。
既に葉は枯れかかり、曇り+強風のためポスターのようには行かなかったが、そこそこの絶景?が楽しめた。

11月4日(金) 蔦温泉−玉川温泉

本当は国道103号を北上して酸ケ湯で立寄り湯しようと思ったが、103号線の笠松峠付近が積雪のため通行止め。
迂回路も圧雪状態で昨日もノーマルタイヤ車が脱輪したとの情報あり、スタッドレスをはいているとはいえ、
あきらめ、十和田湖を経る昨日の道を戻る。
蔦温泉から北方向は下り道と思っていたが
焼山(200m)−蔦温泉(450m)−谷地(750m)−笠松峠(1,050m)−酸ケ湯(900m) と相当な上りとのこと。

■湯瀬渓谷

←湯瀬温泉の下流にある渓谷
丁度道路工事中で、どこがどこだか分からなくて1か所だけ車を降りて写真を撮った。

鹿角(かづの:かつての尾去沢)から国道341号線で八幡平方面へ。
アスピーテライン入口から更に最高点1,000mを経て玉川温泉へ。
11月4日現在アスピーテラインふけの湯から先は閉鎖。
341号も新玉川温泉から宝仙湖・長者の館までは夜間通行禁止になっていた。
しかし道端には雪が残るものの道路自身は雪が無く、恐々来た割には楽勝だった。

新玉川温泉
本来の玉川温泉(→)は谷の到る所から水蒸気が立ち上る異様な景観。岩盤浴はがんに効果があるので健康に問題を抱える方々が真剣に湯治に来ている本格派。
興味本位で宿泊するのは気が引ける。




玉川温泉の西500mに同じ経営の「新玉川温泉」があって、こちらはホテル形式で夕食もバイキング。

宿泊者には本家・玉川温泉の日帰り入浴券が支給される。玉川温泉への遊歩道(自然観察道800m)があるが、行った時は閉鎖されていたので車で往復した(片道2.6km)。
玉川温泉の源泉はph1.19の強酸性で、50%希釈した浴槽でも皮膚がピリピリして、5分が限界。ナマの源泉に長時間浸かっているツワモノもいる。

新玉川温泉にもこの源泉が引かれているので、100%、50%、弱酸性浴槽があり、同じ体験が出来る。もちろん北投石の岩盤浴室もあるが、それなりの装備(ゴザ、バスタオル2枚、スウェット)を持参することが必要(ゆかたはだめ)。

11月5日(土) 玉川温泉−秋田空港

■国道341号
国道341号は玉川に沿って角館に下る。玉川をせき止めた宝仙湖、秋扇湖などのダム湖付近は紅葉が美しい。
しかしながら天気が悪く、もやが掛かって展望が悪い。
結果として国道341号の積雪は思ったほどでなく、晴天だった一昨日この道を北上して十和田湖方面に移動すれば
素晴らしい紅葉が見られたかも・・・。

宝仙湖ダム付近の紅葉


■角館
ここも紅葉が綺麗だった。中には和服で決めたカップルも・・・会話は中国語だった。

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