3.氷河特急ルートとツェルマット

1.ヴェニス、ベローナ編へ
2.ドロミテ山塊 シウジ高原と南チロル 編へ
4.ギンメルワルド(ミューレン) 編へ
5.グリンデルワルド 編へ


6月26日(月) マレス〜アルヴァノイドルフ
Mallesからポストバス(*1)でツェルネッツZernezへ。バスは出発後30分ほどでスイスとの国境を越える。スイスの係官がバスに乗り込んできてパスポートチェックをする。国境を越えた最初のバス停がミュスタイア。

*1)スイス側からMallesまで往復するバスなので、イタリアなのにポストバス。乗車時「34フラン」と言われた。ユーロ?と言ったら面倒くさそうに計算しなおして23ユーロだと言う。なんと運転手はおばあちゃんに近い女性だった。


ミュスタイア 世界遺産

この町にあるベネディクト会聖ヨハネ修道院は西暦780年に作られたものではあるが、特に注目されない田舎の教会だった。
ところが、戦後、壁の下から1100年前のフレスコ画が発見され、にわかに注目を浴びることとなった。1983年世界遺産に登録された。

修道院 ムスタイアの町 礼拝堂 彫刻 フレスコ画

1時間後の次のバスで、再びツェルネッツを目指す。
20分ほどでバスは最高点オフェン峠(2149m)を通る。この辺りは、スイスで唯一の国立公園*1であり、自然を壊さないよう厳しい規制が布かれている。
*1:不思議なことにスイスの国立公園は、ここ一ヶ所のみである。
やがて、ツェルネッツ駅。

オフェン峠 ツェルネッツ駅(ホテルでもある)
■氷河特急ルートをローカル列車で行く
氷河特急は「特急」と名が付いていても、ツェルマットまで8時間近くを要する。
これはきついので、途中2回ほど宿泊して3日間かけて行くことにした。
その第1ステージはサンモリッツ(実際はサメダン)からティーフェンカステルTiefencastelまで。
サメダン出発後 1時間ほどで氷河特急のポスターでもお馴染みのランダヴァッサー鉄橋を越える。


*2)ランドバッサー鉄橋の写真を撮る為には、進行方向左側に座ること。また、なるべく後ろの車両の方が、列車と一緒の写真が撮れる。
アルヴァノイ ドルフ Alvaneu Dorf

アルヴァノイ村
出発前に「ヨーロッパ壁紙写真旅行」にあるアルヴァノイ村の写真を見てイッてしまい。是非立ち寄ろうとこの地を宿泊地に選んだ。
夕方、村の北側の高台に行って写真を撮った
。既に陽が傾き、町が影になってしまっていて残念。
■今夜の宿
日に数本しかないポストバスでアルヴァノイドルフへようやくたどり着いたが、聞いてみたらこの村には宿が2軒しかない。1軒は中級のリゾートホテルだが、月曜は夕食を作れないとのこと。
もう1軒は見るからにみすぼらしい昔ながらのガストだが、ここに決める。ガストのおかみさんは見掛けはネクラだが、意外に良い人だった。

*3)Tiefencastel→Alvaneu dorfのバス:ほぼ1時間に1本の割で出ているが、時刻表(Fahrplan)には他に[R]マークの便が出ている。この便は、1時間前までに電話で乗ることを伝えておくと発車する。でもダメ元で待っていると他の人が予約している可能性あり。

Gasthaus & Pension Simmen
7492 Alvaneu Dorf
Tel:+41 (0)81 404 11 92
Fax:+41 (0)81 404 14 83
92CHF/2人
英語OK
バス・トイレ共用だが、他に宿泊客もいないので、占有できる。その上、バスは浴槽付きでお湯も勢い良く出るので、快適。

移動ルート:
Malles 11:04 -Bus 23euro-> 11:33 Mustair(途中下車) 12:33 -Bus-> 13:40 Zernez
Zernez 14:08-列車サメダン乗換え 29chf-> 16:14 Tiefencastel 17:05 -バス15分 5.25chf-> Alvaneu Dorf
この当たりでは、Filisurが大きく、ホテルも多い。また谷の下にAlvaneu Badと言う町があり、ここにもホテルがある。

6月27日(火) アルバノイドルフ〜アンデルマット

午前中、付近を歩く。
隣村のシュミッテンにバスで行き(5分)、そこから昨日列車でわたったランドヴァッサーに行こうと牧草地の斜面を下ってみた。結構急な斜面で、いい加減疲れた頃鉄橋が見えた。もっと下まで行ってみたかったが、疲れて「マッ、ここで良いか?」妥協。
どうも後で調べてみると、この鉄橋はランドヴァッサーの50mほど西にある別の鉄橋のようである(それでも橋脚は相当高い)・・・・・残念!

アルヴァノイ付近詳細地図

シュミッテン村 ランドヴァッサー橋? バス乗場で子供たちと

12:08のポストバスで子供たちと一緒にティーフェンカステル駅へ(東洋人を見たことが無いのか、バスの隣の席の男の子は固まっていた)。アンデルマット駅まで列車で移動。

車窓より 氷河特急の最高点(2,033m)。
オーバーアルプ駅
なんと複雑な切換機
沿線の半分以上がアプト式である。

アンデルマット Andermatt

アンデルマットはドイツからイタリアに抜ける街道とフランスとオーストリーを結ぶ街道の十字路に当たり、古来よりヨーロッパ交通の要衝である。
また、多くのツアーがアンデルマットを起点とした氷河特急ツアーを組んでいるせいか、ど田舎なのに日本人ツアー客に会った。

列車からのアンデルマットの町 町の東外れの教会 西はずれのお花畑
Gasthaus Zum Schwarzen Baren
Gotthardstrasse 137
6490 Andermatt
Tel: 041 887 10 30
Fax: 041 887 00 40
110chf/2人

移動データ:
AlvaneuDorf -バス10分 5.25chf-> Tiefencastel 13:15 -列車 50.8chf(アンデルマットまで)-> 14:57 Reichenau-Tamins 15:05 --> 15:11 Disentis/Muster15:22 --> 16:46 Andermatt

6月28日(水) アンデルマット〜ツェルマット
ツェルマットでの宿探し
予めメモッておいたお目当てのホテルは改装中だったりで全滅。駅の隣のマルiで値段などの条件を言うと、PCでリストを出してくれる。但し、自分で電話を掛けなければいけない。
片言で片っ端から電話を掛け、空いているところを調査し、最後は実際に行ってみて部屋などを見せて貰ってから決める。
Blauherdは中心から離れているものの二つ星にしては140chfと値段も手頃。行ってみたらマッターホルンも見えるバルコニー付きで、決める。


*3)スキーシーズンが本当のハイシーズンであり、夏は冬に備えて改装など工事中のホテルが目立つ。リフト、ケーブルカーなども点検中であることがある。
Blauherd Garni
Wiestistrasse 61
Phone 027 967 22 91
Fax 027 967 41 80
140chf/2人
英語OK

Andermatt 10:06 -> 12:02 Brig 12:05 -> 13:24 Zermatt
通し料金:64chf

6月29日(木) 30日(金)  ツェルマット

翌朝6/29 9:30頃宿を出て、ハイキングに出る。
ゴルナーグラート行きの電車に乗り、終点のひとつ手前のローテンボーデンで下車。駅前からは残雪の山々の一大パノラマ。思い入れのあるマッターホルンは盛んに雲をまきあげ全容は見えない。
しかしながら、若い頃から思い焦がれていた本物と対面し、感動した

 
ツェルマット拡大地図

Rotenbodenから
左モンテローザ、右リスカム
Rotenbodenから・・・
イタリア側からの強風のせいで東壁側に雲

雑学:風下は断熱膨張で空気の温度が下がり雲となる。
グリンゼーへのハイキング道から
グリンゼー フィンデルンへの道 フィンデルン村
フィンデルン村よりの下り道 ホテルより
6/29 20:40頃、夕方のマッターホルン。壮絶な感さえする
ホテルより
6/30 5:40頃、朝焼けのマッターホルン
。神々しいまでに美しい。
ホテル裏手の遊歩道より
6/30快晴。今日ハイキングすればよかった。


スネガとフィンデルンの位置関係

出発前は、距離感が分からなかったが、あれとこれ・・の正に指呼の間。

なお、現在(06年7月)、RiffelbergとRiffelalp間のハイキングルートは道が崩れて通行不能。
電車の線路脇の工事道路を歩かされる。

  
スプリング・ゲンティアン

工程: ローテンボーデからツェルマットまで 約5時間の歩程


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