多摩丘陵  津久井湖北部  2006年8月14日




@上り口
高尾駅南口のバスターミナルから館町団地行きのバスで15分。200m先の町田街道の交差点が「館町清掃工場入口」。この交差点から50mほど南に行くと右側に駐車場。
この駐車場の奥に上り口がある。

尾根道
尾根道は広葉樹が多く、良く踏まれ歩きやすい。また道標も比較的整備されている。尾根の北側は拓殖大学の敷地でうっそうとした森である。
草戸峠から青少年センター方向へ一旦降り、「境川源流」に寄り道。源流の案内板より更に上に踏み跡がある。また元の道に戻るのもシャクなので、登ってみる。尾根の直下は踏み跡が薄くなっているが、写真の箇所(杉林の中に2本くぬぎの木が並んでいるところ)に出た。上からこの下降ルートを探すのは難しそう。
A青少年センターへの下り口 境川源流碑 直登ルートの場所
  
     

松見平休憩所
直登したところから300mほどで松見平。見晴らしの良いあずま屋があるが、眼下の筈の城山湖は林に遮られて見えず。
ここから東の尾根沿いに行くと、はなさき休憩所。ここで城山湖が始めて見える。更に行くとダムの堰堤・・・だが、扉があって閉まっている。扉の説明板いわく、「月曜は閉鎖」。迂回路も無く、しばらくためらった後に柵を乗り越えた(秘密)。
どこもダムの堰堤は広やかで気持ちが良い。
はなさき休憩所 城山湖への尾根道 城山湖

       

今刀比羅宮
ダムが出来る前からあったと思われる「今刀比羅宮」に手を合わせてから発電所を迂回してスポーツ広場へ。スポーツ広場にはトイレや清涼飲料の自販機がある。風が良く抜ける藤棚の下のベンチで昼食。あまりの暑さに年甲斐もなくファンタを一気飲み。
Bから南東に伸びる尾根道に入る。
評議原には見事なもみじがあり、秋はすばらしいそうだ。その先から檜の美林が続く。
この辺には猪が掘った穴が沢山ある。途中「小松城跡」があり、今でも空堀の跡が幾つか残っている。

津久井湖と城山 Bの入口 評議原 檜の美林
           

●下馬梅
何とか言う侍がここで馬を下り、むち代わりに持っていた梅の枝を地面に差込んでおいたら、それが芽を出したと言う云われ
武蔵丘団地を抜けると円林寺。お寺も立派だが、かの大賀博士が再生に成功した古代蓮がみもの。原種に近い花は通常はみずぼらしいのが常だが、これは見事な花。

*大賀ハス:昭和26年、大賀博士が検見川の遺跡からハスの実を発見。それを栽培したところ2,000年間の眠りから覚め花が咲いたもの。このハスの実から取れた種子は全国に配られたが、ここもそのひとつ。

円林寺の裏手から東に行く。途中、舗装は途切れフットパスに相応しい田舎道となる。
円林寺 大賀ハス フットパス フットパス上のカンゾウ
  
トンネルを抜け、家政学院の交差点へ。ここにはアイスクリーム工房「ラッテ」がある。冷たいアイスクリームは猛暑を歩いて乾いたノドにしみこむ。でも、まだ渇きが止まらないので、牛乳も飲む。濃厚でおいしい。他に飲むヨーグルト、烏骨鶏の卵なども販売。
ここから、相原行きのバスに乗り帰路につく。
←左から「フレッシュミルク」「抹茶」「巨峰」