中年夫婦のぶらぶらある記      2001.4.15

 東中野寺町    15,000歩

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日本閣裏の神田川

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林芙美子記念館

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書斎

 

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 中井出世不動

kasiwagifudo.jpg (7547 バイト)神田川:
 「ただ、あなたの優しさだけが恐かった・・・」の
 神田川の舞台。
 学生時代、この辺りに玄関を入ると何とも
 言えない匂いのする友人の安下宿があった。
 しかし、今はマンションが立ち並び、
 それらしき雰囲気はない。


    

fumiko_panel.jpg (5002 バイト)林芙美子記念館:
 彼女が38歳のときに現在地に家を新築し、
 亡くなるまでの10年間を過ごした。

 家は京風数寄屋造りを基本に芙美子の希望を入れて
 設計されたものだが、贅を尽くしたものである。

 「放浪記」に代表されるように、芙美子は不幸で
 不遇な一生を送ったものと思っていたが、展示
 資料を見ると恵まれた一生のように見える。
 つまり、
 19歳:尾道高等女学校を卒業し、上京。
 23歳:その後一生連れ添った夫「手塚緑敏」と結婚。
 25歳:放浪記が雑誌で好評を得る。
 28歳:ヨーロッパ旅行に行く
 38歳:当地に豪邸を建てる。
 40歳:養子「泰」を貰い、その後一生この子に愛情を注ぐ。

 など、順風満帆で・・・少々興ざめであった。

中井出世不動:
 普段は扉が閉まっていて内部は見えないが、本尊は円空作の
 不動妙王。都内では唯一現存するもの。
 毎月28日の午後は御開帳されるそうな。

nogata_park.jpg (8062 バイト)野方公園→:
 妙正寺川に添った緑の多い公園。
 北側は哲学堂公園。
 日頃の罪滅ぼしにと子供とキャッチボールを
 するお父さんが目に付く。
 ここで、昼食。

 

 

 

 

 

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 光徳院

 

 

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 光運寺

 

 

 

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  龍光寺

三井文庫:
 今回は寄らなかったが、これも穴場

 三井文庫自身は、学術的な書籍、資料を中心としたもので、研究者
 だけが利用できるが、隣接する 三井文庫別館は三井家が代々
 収集してきた美術品を展示し一般にも公開されている。

    美術工芸品3700点の中には国宝6点、重要文化財17点を含む。
    また、13万点の切手コレクションも趣味のある人には垂涎もの。
    ●西武新宿線・新井薬師前駅5分  電話 03-3387-2211
     開館:10:00〜16:30
     休館:月曜および展示替え期間(結構多いので電話で確認のこと)
     入館料:一般500円、大・高生300円、中・小生200円


光徳院:
 境内にミニ五重塔がある。

東中野寺町
 殆どの寺院が4〜5百年前の創建で由緒あるが、明治末期から
 大正初期に牛込近辺から当地に移ってきたもの

萬昌院光運寺:
 吉良家の菩提寺で忠臣蔵の上野介の墓もある。
 その他にも林芙美子、水野重郎左衛門(白波5人男?)、
 今川義元の子 今川長得 などの墓がある。

 境内には花が沢山植えてあり、折りからしだれ桜、チューリップ
 が満開。特に杓薬(牡丹?違いが分からん!)がそれは見事。
 本堂はエンタシスの柱が並び、奈良の歴史ある寺院のような
 風格があり、併設の幼稚園の通園バスなどが置いてあるのが
 場違いな感じがする。

  kanetukido.jpg (8092 バイト)  shakuyaku.jpg (8641 バイト)  shakunaage.jpg (7254 バイト)

正見寺:
 かの「おせん泣かすな、馬肥やせ」のおせんの墓がある。
 何でもおせんは四国の生まれだが、江戸へ嫁いだらしい。

龍光寺:
 1629年牛込に創建された寺。将軍・綱吉の宰相 柳沢吉保と当時の雲厳
 和尚に当てた書簡も保管されていると言う。
 一昨年の大河ドラマ「元禄繚乱」でお馴染みになった、吉保の側室「染子
 −鈴木保奈美」の墓がある。また正室「定子−篠原涼子」の両親の墓もある。

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  さる寺

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 新井薬師

松源寺(通称:さる寺):
 門前に猿の石像がある。
 牛込から移ってきた。綱吉の書簡が保存されている。

sisidera.jpg (6811 バイト)保善寺(通称:獅子寺)→:
 やはり牛込から移ってきたものだが、牛込時代に
 綱吉から獅子に似た犬を賜ったことから獅子寺と
 呼ばれる。

 

新井薬師:
 今回は歩き疲れて、パスしたが写真は二年前に訪れた時のもの。
 子育薬師、冶眼薬師として信仰を集める。
 八の日の縁日と第1日曜の骨董市が有名。

中野ブロードウェイセンター:
 ショッピングセンターの草分けで何十年か前に建てられた。
 久しぶりに来たが、建物は老朽化し、中はアメ横のようにごちゃごちゃ
 している。でも、何となく郷愁を感じる。