小石川・寺町
NHK大河ドラマ 「葵・徳川三代」ゆかりの地を訪ねて・・・
JR水道橋駅の東口を降りて後楽園遊園地の前を通って白山通りを
西片交差点まで。
ここを左折すると突き当たりに源覚寺(写真左)。別名「こんにゃくえんま」。
昔、眼を患った老婆にえんま様が自分の目を与え治癒した。
老婆はお礼に自分の好物のこんにゃくを供え、末永く信仰した。
そのせいか、えんま像には右眼が無い。
眼病にご利益があり、いまでも参詣者の供えたコンニャクが沢山積んである。
これ以外にも、「塩地蔵」と言う、塩漬け状態の真っ白になった地蔵が2体。
北へ200mほどでスーパー「セイフー」。昼食用の弁当を買おう(2階が食料品売り場で
弁当やつまみ類を売っている)。電子レンジがレジの裏側にあるのでチン!しよう。
先ほどの、えんま様のコンニャクも皆ここで買ったんかな〜?
セイフーの手前を左に入ると善光寺坂の登り。坂の途中に沢蔵司稲荷。
昔、伝通院の沢蔵司と言う学問僧の夢枕に狐がたって云々・・・といわれが書いてあったが
良く分からない(いわれの立て札はどこもダラダラ長い。歩き疲れてボーっとした
頭には要は何なのかが直ぐ分かんない。もう少し簡潔に書いてくんないかな〜)。
もう少し行くと伝通院(でんづういん)。
NHK大河ドラマ「葵・徳川三代」で山田五十鈴演ずるところの
家康の生母「於大の方」の菩提寺で「千姫」の墓もある。
他にも大きな墓がいくつもあるので、なにか徳川ゆかりの
女性達の墓と思われるが、戒名だけなので分からない。
ここから竹早高校の脇を通り歩いて行くと広い通り(坂の途中)にでる。
坂をちょっと登ると「ビールの自動販売機」。
坂を降りて行くと。街路樹の中に一本さくらんぼの木があり、
結構大きな実が付いている。食べてみるとおいしい(但し、毛虫に触らないように)。
左側に宗慶寺。やはり「葵」で五代路子演ずる「於茶阿の方」の墓があるが入れない。
一本北側の広い道(播磨坂)は桜並木で有名。
小石川植物園
大塚・白山のページでも触れたが、東大の付属植物園で、特に大きな木が沢山あるのが私は好き。
但し、入場料が¥330と高めなのが玉に瑕。
ここで、先ほど買っておいた弁当を広げる。入口の看板には「飲酒禁止」!?。
手を叩いて騒がなければ良いだろうと勝手に解釈して、缶ビールを飲む。
歩くと軽く汗をかく季節となり、ビールがおいしい。
ここと裏手一帯(白山町)は将軍綱吉の館林城主時代の別邸(白山御殿)の地。
1722年には小石川養成所(あかひげのモデル)が置かれる。
地下鉄「茗荷谷」が最寄り駅だが、これでは運動にならないと。巣鴨まで歩く。
結構距離があり疲れたが、来たついでにと「とげぬき地蔵」にお参り。
今日は縁日なのか、いつもより人出が多い。
通りの両側はおばあちゃん目当ての店がいっぱい。中には得体の知れない
薬を売っている露天も・・・
何も知らない老人をだまして・・・と腹が立つが、おばあちゃん達もそれを
楽しみに来ているんだから良いのかな?
それに、おばあちゃんって意外に我々より、したたかだったりして・・・
もうひとつ、ついでに「江戸六地蔵」のひとつの真性寺を参り、写真を撮る。