2006.3.29

野川歩覇    21km  32,000歩

桜が咲く春の一日、我が心のふる里である野川を源流から河口まで、かつての同僚であるF氏と一緒に歩いた。
2回に分けて歩くつもりであったが健脚の彼に引っ張られ(そそのかされ)一日で歩いてしまった。


武蔵野台地を多摩川が削り取った跡の崖を国分寺崖線と言う。地下水がこの崖から染み出て多数の湧水群を作っている。
これらの湧き水があつまって「野川」のなる。

大池 流出口の水門 真姿の池
日立製作所 中央研究所
研究所内にある大池が「野川」の源流である。大池の周囲は日本庭園になっており、27,000本の木々と季節折々の花が美しい。普段は入れないが、春と秋の2回一般に公開される。ホームページを参照のこと。
野川の源流のひとつ、「真姿の池湧水群」
■ 流れ出し 〜 くらおね橋
流れ出し口 もみじ橋 くらおね橋
日立中研からの水はJR中央線をくぐって住宅地に流れ出す。くらおね橋までは住宅地の裏を流れ(一部暗渠工事中)、川沿いの道は無い
■ くらおね橋 〜 武蔵野公園
子供たちが水遊び かも 長谷戸橋付近 前原小学校
くらおね橋からは、川幅が広くなり河川敷内の緑の岸辺を歩ける。前原小校庭の下は暗渠になり数10m川が途切れる(小学校の北側を迂回)
中前橋から小金井新橋間の両岸はしだれ桜の列。レンギョウと相まって素晴らしい。 新橋付近
■ 武蔵野公園 〜 野川公園 〜 大沢橋
武蔵野公園 野川公園 ほたるの里・三鷹村 水車 東京天文台
各種の樹木が植えられ、自然貯水池としての役割も果たす(バーベキュー場あり) 無数の芝生の原っぱを大きな樹木が仕切る素晴らしい公園。ここでコンビニ弁当&ビールの昼食 小学生に田植えを体験させる水田、わさび田(ほたる)などがある。東側斜面の竹林の中には縄文時代の墳墓跡もある。対岸には水車もある。 野川は東京天文台の南側を流れる。写真は天文台のドーム(アインシュタイン塔)
■ 大沢橋 〜 京王線鉄橋
大沢橋付近 中央高速付近 又住橋付近 京王線ガード
住宅地の中ではあるが、河岸には桜が多く、岸辺も広いので開放感がある区間




■ 京王線 〜 小田急線
・・・おもろないな〜 白鷺 喜多見ふれあい広場 小田急線ガード
この間は住宅地であまり面白くないが、小田急の車庫の上?に作ったふれあい広場くらいが見所。対岸は成城の高級アパート群。
■ 小田急線 〜 東名下
拡大写真 古民家 東名高速道路
ここから下流は岸辺の道は整備されておらず、並行する道路を歩く。砧の畑が所々に見えはじめ、次太夫淵公園には昔の農家も移設展示されている(休園日は月曜)。公園の東にマックドナルドがあったので、コーヒーブレークした。
■ 〜合流点
仙川の流れ込み 二子玉川駅 兵庫島公園 合流点
やはり国分寺付近を源流とする「仙川」がここで合流する。二子玉川駅の手前で多摩川の河川敷内に流れ込むが、野川はそのまま河川敷の中を単独で流れ続け、1km先で初めて合流する。
参考:仙川歩破