中年夫婦のぶらぶらある記

2004年3月27日  14,000歩

世田谷 砧(きぬた)

今年は開花宣言は早かったものの、その後の寒さで足踏み状態。
満開にはちょっと早めであったが、桜を求めて、砧付近を散歩。
この辺りは国分寺崖線が通っており、湧き水と緑の多いところである。



有名人が多く住む高級住宅地「成城学園」で下車。
南口から閑静な住宅地を抜けると東宝の砧撮影所と日曜大工センター。
大工センターは土地柄かガーデニング用品が豊富。

センターの裏手の千川は桜のトンネルになっており、ちょっとした花見の名所。
東宝撮影所は見学できるのではないか?と期待していたが、それらしき入口は無く残念。東宝のお家芸、特撮ものの設備などを公開すれば、結構稼げるものを・・・)。
246号をまたぐと大蔵団地。この東側の丘が世田谷総合運動場。
フィールドアスレチックなどもあり、子供連れの方は、歩くのに飽きてきた子供を遊ばせるのに恰好。
砧公園:
砧公園は東は環八に接する広大な緑地公園。
西側一帯は桜の名所。きのう今日の陽気で花が開き、シートを広げた家族連れで大賑わい。
コメント(弁当調達):
近くにはコンビニが少ない。
成城方面からくる時は、246号交差点付近で調達してくる。環八方面からくる時は、ゴミ焼却場の北、世田谷通りの交差点にスーパー・サミットがある)。
東門のそばには世田谷美術館がある。

世田谷美術館:
素朴派など近現代の作品を中心にしたコレクション。また、北大路魯山人の作品も充実。
開館:午前10時−午後6時  休館日:月曜日  観覧料200円

ここ〜は、地の果てアルジェリア♪・・・・大使館
桜を見たら、野球場の前にある橋(東名高速をまたぐ)を渡って南に歩いてゆく。
この辺りは畑もチラホラ残り農村時代の世田谷の面影を残すが、やはり高級住宅地化している。住宅街のど真ん中に、なぜかアルジェリア大使館。
大使館を右に曲がって坂を下ったところが丸子川親水公園。
岡本公園(民家園)
公園の東側には管理事務所があり、定期的に催し物を開催。今日は「紙漉き教室」をやっていた。
農家を丸ごと移築した民家園が隣にある。かまど、囲炉裏、農機具などもそのままに、地元ボランティアが世話をしている。但し、私個人としては農家で育ったわけでは無いので、感慨はいまいち。むしろ、普通のサラリーマンの古い家を保存してもらいたい。


正門

洋館
静嘉堂文庫美術館:
和漢20万冊の古典籍や「曜変天目茶碗」などの国宝も含む5000点の古美術品が収蔵されている岩崎家のコレクション。
美術館もさることながら、敷地内は緑の多い別天地(ちょっとした穴場だが、あまり積極的には公開する気が無いらしく、閉鎖的な感がする)。
美術館は常設ではない。どうせ行くなら予めインターネットで調べて、開館中に行けば、もっと開放的かも・・・入場料:800円。
今日も門には「本日休館」との札がぶら下がっていたが、庭園はOKらしいので木戸から入って美術館まで行ってみる。美術館に至る道の両側は木が多く、静かなたたずまい。美術館自身は近代的な建物だが、隣の洋館はレトロな趣き。庭には1700年台の中国の大きな壷が置いてあった)。
開園時間:10:00〜16:00
休園日:日曜・祝日、 但し、美術館開館中は日曜の換わりに月曜休園。
(非公式発言:日曜は休園らしいが、北側の公園から入れる)
丸子川に沿って更に歩くと、やがて二子玉川商店街(左)。すぐ先には、上流階級御用達「玉川高島屋SC」につながると言うのに、下町の香りのする庶民的な商店街。

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