中年夫婦のぶらぶらある記

大雄山・最乗寺  2002.1.11

正月は家族が朝から晩までゴロゴロしていて、その世話に家内も少々疲れ気味。
たまには温泉でも行くか?と急遽、伊豆の伊東温泉へ行った。
なんせ貧乏性で、ただ風呂に入りに行くのはもったいない・・・と、
ちょっと気になる大雄山・最乗寺に寄って見た。







◆ 大雄山・最乗寺(道了尊)
最乗寺は箱根・足柄山の東裾野にあり、越前・永平寺、鶴見・総持寺に次ぐ曹洞宗の古刹である。
応永元年(1394)建立。


仁王門


杉並木


新宿方面から行く場合:
小田急線で新松田下車。駅前からバスで関本へ(約15分、\380)。
関本には小田原から出る大雄山線の終点大雄山駅がある。デパートやショッピングモールも集まり、結構賑やか。ここから「道了尊行き」のバス(15分,\220)に乗る。

バスは途中仁王門、杉並木などを抜け10分ほどで山門直下まで行く(\220)。
バス停から山門までの200mは鬱蒼とした杉の美林で辺りには山の香りが漂う。
境内には護国殿(本堂)、妙覚宝殿(御真殿)などの歴史ある建造物が並び壮観。
今回は遠慮したが、更に奥の院への山道が続く。

ここかしこに、当然「黒門」の千社札が貼ってある。
但し、紙の色が少々黒ずんでいて最近のものではなさそう。「平澤」さんの千社札もあったがこちらは真新しい。

本堂 開山堂 僧堂

多宝塔 不動堂 御真殿

奉納された下駄 からす天狗

バス道路と平行して「てんぐの小道」と名づけられた遊歩道がある。
帰りは、この道を大雄山駅まで歩く。下り道は踵からのショックが後頭部を直撃し気乗りしなかったが、
舗装された道の表面に杉の葉が長い時間を掛けて積もり、ふかふかしていて歩きやすい。
仁王門の手前200mは道の両側にアジサイが植えられており、季節の頃は良さそう。