中年夫婦のぶらぶらある記

「水道々路を極める」シリーズ@

狭山・境緑道(多摩湖自転車道)      2001.9.30/10.7

10.5km

井の頭通りは、東京都の水がめ・村山貯水池の水を和田掘給水場などに
送った水道管路の上を舗装したもの。
昔は水道管の上に土を盛ったもので車は通れず、我々は「水道道路」と呼んでいた。
現在は東京都の幹線道路となっているが、武蔵境以西は遊歩道として昔の名残を残す。

総延長10.5kmなので、1回で歩き切れるが、遊びながら歩くと2回に分けた方が良さそう。



 起点


こんな感じの道が続く


  農家の直売所
緑道の起点は五日市街道にある。
バス:
 吉祥寺駅から
  吉73:向台5丁目行き(本数多い)
  吉72:桜堤団地行き(1時間に1,2本)
 三鷹駅から
  鷹33:武蔵小金井駅行き(15分おき)
 に乗り、関前5丁目下車
徒歩:JR武蔵境駅より1.5km程なので歩けないことは無い。

起点から1kmくらいは、まだ畑が残りチョットした田園散歩の風情。
農家が取れ立ての野菜を道端に並べている直売所が所々にある。

石川島播磨重工の脇には馬頭観音が・・・・
そういえばまだ小さい頃、横浜のおばあちゃんの家に泊まりに行った夜、虫歯が痛くなった。次の日おばあちゃんは豆を炒ってそれを近くの馬頭観音の前に埋めムニャムニャお祈りをした。いわく「豆から芽が出るまでは歯痛がでませんように、馬のような丈夫な歯が生えますように」と言った意味のことを言ったように記憶している。






道の両側には季節の草花も植えてあり、季節を感じさせる。  
小金井公園の北側あたり 所々にベンチとトイレが
用意されている


 たけのこ公園


ざわざわの森


東村山中央公園

たけのこ公園
西武線線路と遊歩道の間にある公園。トイレがある。

小平ふるさと村:
近郷の農家や郵便局などを移築した公園。建物だけでなく家具や農具なども沢山あり、生活臭がするのが良い。近所のお年寄りが説明にあたっており「昔は年に2回しか食べられなかったぼた餅が楽しみで・・・」などと落差のある説明をするが、その日焼けした顔のしわが現実味を帯びさせる。

郵便局 やけにリアリティーがある かまど 縁側の月見セット

ブリジストンTODAY:
タイヤの全てが分かるブリジストンの展示館。
平日と第2,4土曜が開館。10:00−16:00.

東村山中央公園:
雑木林を生かした12万平米の広い公園。バードサンクチュアリとして野鳥観察小屋もある。
ここから西が東村山市となる。東村山と言えば郷土の英雄「志村ケン」。 アィ〜ン!!

狭山公園:
武蔵大和駅を越すと狭山公園。多摩湖の堰堤下まで広がる14万平米の公園で桜が有名。

ここが緑道の終点だが、多摩湖自転車道路としては更に10kmの
多摩湖を一周する道が続く。

我々は、帰りに所沢に寄りたかったので、更に西武山口線(昔はオトギの電車と
言ってトロッコだったが、今は立派な電車)沿いに西武球場まで歩く。
大した距離ではないが、これが結構アップダウンがあり、きつい!
西武球場のドームの手前を右に入る細い道を行く(近道)。
途中に「尾崎豊」の墓がある。




今日は「所沢祭り」なので寄ってみる。この辺では「川越祭り」が有名だが、所沢の山車も立派であった。
子供が一生懸命山車の上で踊っている。見て良かった。

取水塔
蛇足:
緑道は狭山公園から堰堤に続くが、水道管自身は正確には右の写真の水道道路を経て、取水塔につながる。何が何でも水道管の上を歩かないと気持ちが悪い人は、ここを歩こう。