中年夫婦のぶらぶら ある記

府中近辺       2001.7.21

あまりの暑さにビール工場のビールが飲みたくなりサントリー武蔵野工場を訪ねる

        


是政橋
今時珍しい単線の西武是政線で是政まで行く(武蔵境駅発)。

是政橋のたもとから河川敷に入り、多摩川のサイクリングロードを上流へ歩く。
一面の葦の原っぱだが、所々に木が生えていてセミがうるさいくらいに鳴いている。
もう、気分はすっかり『少年時代』。
しばらく行くとグランドがあり、この炎天下で草野球をやっている。麦わら帽に魔法瓶を持って家族がお父さんの応援。私にはこのような経験がないので、何かうらやましい。

更に行くと、やがて『府中郷土の森』。

郷土の森


役場と郵便局


薬や
府中市郷土の森
園内には、府中近辺にあった、役場、小学校、商店、名主屋敷などが移築されている。
花樹も多く、7月はハスくらいのものであったが春は桜と梅の名所。

    
     名主屋敷             水車小屋            散策道

門の前でサントリーの送迎バスが待っている。憩いの森公園の中を通って歩いて行っても15分くらいなので元気があれば歩こう。

 郷土の森:
  開館:9:00-17:00
  入場料:100円  プラネタリウム入場料:600円
  プラネタリウムは14:00と15:30の回が個人向け

 

正門


缶詰工程


お待ちかねの試飲
サントリー武蔵野工場
ユーミンの『中央フリーウェイ』でも有名な中央高速沿いのビール工場。

原則として予約制だが、二人くらいなら何とかなるだろ〜♪と直接訪ねてみたが、快く受け付けてくれた。
20人くらいのグループで綺麗なお嬢さんが工場内を工程順に案内してくれる。
1000本/分のスピードで缶ビールが瓶詰めされているのは圧巻。すべて自動化されており、広い瓶詰め工程に数人の作業員しかいない。

最終工程は、第1の目的『試飲』。ビアホールでモルツとマグナムドライが飲み放題。
貧乏根性でどうせなら高いモルツをと、2杯お代わりした。
工場ビールは家庭で飲むよりおいしいと思う。聞いてみたら同じだそうだが以下の点に留意すれば家庭でもおいしいビールがのめるそうだ。
.飲む5時間前に冷蔵庫に入れ5℃くらいに冷やす(冷蔵庫に入れっぱなしは×)。
2.グラスは綺麗に洗って自然乾燥させる(布巾で拭いてはいけない)。
3.初めは勢い良くついで泡だらけにする。
  泡が鎮まるのを待ってから、グラスを傾けて泡の下をくぐらせるように
  静かにつぎたす。最終的にビールと泡が7:3くらいになるのが最適。

夜の晩酌で言われたようにしてみたら、気のせいかおいしかった。

なお、サントリーのホームページの『ビール工場マル特情報』のページをプリントアウトして持参すると記念品をくれる。私のときはキーホルダーだった(写真)。

工場見学:10:00〜16:00
 7,8月:無休。9,10月は月曜が休み。11月は日曜と月曜が休み。12月、1月は土曜〜月曜が休み。
 送迎バスが分倍河原と郷土の森前から30分おきに出ている。

後日談:ビールの買い置きが底をつきそうなので、酒屋に買出しに言った。
     いつもは「麒麟」にしか目が行かないが、ついサントリーモルツを買ってしまった。
     恐ろしいものだな〜・・・

卸売センター

大東京卸売センター
サントリーの隣にある卸売店約100軒が入る市場。築地の場外売り場みたいな感じ。
普通「素人お断り」っぽい雰囲気だが、ここは一般客にも開放的で特に第2,4土曜は「真っぴる間市」と銘打ってバーゲンをやっている。でもさすがに朝が早く、生鮮食料品は午後には閉める店が多い。他も4時くらいまで。

場内には飲食店も数軒あり、腹もへっていたので「まぐろの王様」に入ってブツ定食を注文。
お姐さんがどこかへ行ったと思ったら、2−3分してマグロのブツ山盛りの皿を2個持って帰ってきた。どうも3軒先の魚屋に造ってもらいに行ったらしい。これにご飯と味噌汁、漬物がついてで650円と安い。
壁にモルツのポスターが貼ってある。ビールを注文したら隣の工場まで行って来るのかな〜??

大国魂神社-お正月の写真
東京競馬場
今日はついている・・と思っている人は、帰りに寄って一発当てよう。
そうでない人は、場内にある「競馬博物館」へ。博物館自身は無料だが競馬開催日は競馬場への入場料が200円掛かる。開催していなければタダ・・・のはず。

大国魂神社
大化の改新(西暦645年)の時に既にあった歴史がある神社。5月5日の暗闇祭りは有名。