スペイン・アンダルシア 後編


9月6日(木)


メスキータ


ローマ橋


花の小道
翌朝、コルドバを目指してN331を一路西へ・・

コルドバ
市街地の北外れに公共の屋内駐車場があったので停める(道も空いていたが、例の体当たり攻撃は必至なので、1300ptsながら屋内に停める)。


ミフラーブ
コルドバと言えば「メスキータ」。入場料は800pts。
オレンジの中庭から入ると内部は真っ暗。目が慣れるに従って、無数のアラブ風の柱が並び、ガイドブックにあるとおりの姿に感動。
イスラムの場合、特に祭壇などは無く、ただ広いだけ。でもメッカの方角を示すミフラーブと言う壁のくぼみがあり、そこが事実上の中心。そばにはカリフが祈ったマスクラなどもあり、人だかりが出来ている。
13世紀のリコンケスタで中央部だけがヨーロッパの教会風に改築されたが、その他はモスクとしての建造物が残った。
モスクの端にそびえる鐘楼は高さ93mもあり、コルドバのランドマーク的存在。

メスキータ正面のグアダルキビール川に掛かるローマ橋も世界遺産。
帰りはユダヤ地区を抜け、有名な「花の小道」で記念写真。

手ごろなバルを探しながら駐車場方面に歩いていったが、結局そのまま駐車場に着いてしまった。
バルの揚げ物攻めにも飽きたので、デパートの最上階にある食堂で「野菜サンド」と「紅茶」を頼む。
レタス、トマト、アスパラにマヨネーズをかけただけと言うひどいものだが、それでも少し身体の油が取れたような気がした。


メディナ・アサーラ遺跡
メディナ・アサーラ遺跡
4時頃コルドバを後にして、西15kmほどのところにある「メディナ・アサーラ遺跡」に行って見る。
ここはアユタヤ王朝時代のアブデ・ラーマン3世が王妃アサーラの為に作った王宮の跡で、最盛期はアルハンブラ宮殿をしのぐ規模であったという。
王妃がこよなく愛したシェラモレナ山脈の白い雪をなぞって庭に白い花をつけるアーモンドの樹を沢山植えた
・・とロマンティックな逸話を持つ宮殿。
※後日(2018年)世界遺産に指定された。

夏なので雪は見えず、アーモンドの樹もどれがそれなのか良く分からなかったが、前に草原を見下ろし、背後に山を抱いた遺跡はそれらしき雰囲気を充分感じさせる。
しかし、遺跡のそこかしこに警備の警官が目立つ。ちょっと異常な感じさえする。何かあったのかな?

駐車:
遺跡付近は駐車禁止で、そこに至る道も狭いため、自動車は下の駐車場(*)に止め、そこから送迎バスに乗って遺跡まで行く(5分)。 (*) N355から道標に沿って右に曲がった直ぐの左が駐車場(タダの空地)。

エシハ Ecija
「塔の町」として有名らしい。確かに町に入る前に5個も尖塔が頭を出しているのが見えた。
また中心地らしき広場に車を停め、店先で夕涼みをしていた化粧品屋のおばさんに聞いてみたら「あそこはどう?」って感じで教えてくれたHotel Plateriaに泊る。
入口は狭いが中は広くて明るい。部屋も改装したのか新しく清潔。いままでの中ではダントツなのに値段は8,400pts。但し、フロントも含め英語はまったく通じなかった。

夜はホテルのレストランで食べる。アンコウ、鯛、鱈、鮭など魚料理を頼んだが、どれもしっかりした料理で、味、ボリューム共に満点。サラダ、食後酒までついて合計9,000pts(=\6,200)。久しぶりにまともな食事をして満足。

Hotel PLATERIA
C/.Plateria, 4/A 41400 ECIJA(Sevilla)
Tel:95 590 2754 Fax:95 590 4553
e-mail: hotelplateria@retemail.es
http//personal4.iddeo.es/hotelplateria
8880pts/Twin

航空写真ガイド
 コルドバのメスキータ:37.878456, -4.779134
 メディナ・アサーラ遺跡:37.887625, -4.868108

9月7日(金)


風車小屋への
田舎道
余談:風車?
前の晩、ベッドで地図を眺めていたら、町の北側に風車(Morino)のマークが沢山ある。
二宮金次郎には焚木、ドンキホーテには風車が無いとサマになら無い。これは行って見るしか無い。
翌朝、早めに宿を出て、北を目指す。
田舎道を北へ30分ほど行くが何も無い(それはそれで田舎っぽくて良かったが)。畑でとうもろこしの世話をしていたおじさんがいたので、地図のマークを見せ Donde esta Morino?と聞いてみる。
そうしたら「◎×△○□・・・・、わ〜っはっは!」。何だか良く分からないながらグラシアスと御礼を言って車に戻る。あの最後のわ〜っはっは!は何だろう?
家族会議の結果、あれは「もうそんなのとっくにニャーダヨ!わ〜っはっは!」だと言う事に衆議一決。戻ることにする。





タバコ工場
空港へは80km。大きなコカコーラ工場が見えたら、左が空港。出口を右へ曲がるとガソリンスタンドがズラリ。
ここで最初で最後の給油。走行距離893kmで53リットル。山道も多かったのにエラク燃費が良い。
レンタカーを返してからバス(350pst)でセビリア市内へ。

セビリア
空港バスは市の中心部まで行くが途中サンタフスタ駅で降り、荷物をコインロッカーに預ける(空港にはロッカーは無い)。
コインロッカーは駅の正面入口の手前のスロープを右に降りて行った所にある。入口で金属探知器でチェックを受けて入る。中型(布製バッグなら4人分入る)で750pst。
31番か32番のバスに乗りドンファン・デ・アウストリア広場(そう言えばドンファンもセビリアの人)で下車すると、かのカルメンが働いていたタバコ工場(今はセビリア大学)。
更に歩くとヘレス広場。この周りにはマックを始めアメリカ風のファストフード店が多い
腹も減ったので、SUBWAYに入り、サンドイッチをパクつく。でも何だかスペイン風の味だな〜。
お腹が満ちて、ひな鳥達も静かになり、次は世界遺産の「カテドラル」。


金色の祭壇





アルカサルス
カテドラル
コンスティテュシオン通りを行き、カテドラルの手前を右に行った所が一般の入口。
入口付近にはジプシーがたむろしていて観光客にローズマリーの小枝を差し出す。受け取っちゃうと金をせびられるので無視すること。
入場料は大人800pts/学生200pts。二人の子供は「ダメ元」と日本の学生証を見せたら、これがOKで大喜び。
カテドラルは見上げるような金色の祭壇が見所。その他「コロンブスの棺」や宝物も見事。
ここにもオレンジの中庭オレンジの木が繁っていて木陰が涼しい)とヒラルダの塔。






  コロンブスの棺 ヒラルダの塔 オレンジの中庭 宝冠
出口を出ると右側に「古文書館」。ここにはコロンブスや中南米征服のコルテスなどスペイン黄金時代を築いた英雄達の直筆の古文書などが展示されており、やはり世界遺産。だが12時閉館で、もう閉まっている。
そのまままっ直ぐに行くとアルカサル(王宮=世界遺産)。
じっくり見ると1日は掛かるほど良いらしいが、アルハンブラを見た者にとっては感激もほどほど。
なお、アルカサルスは入場料700ptsだが、ここも学生はタダ!


バスはまだか?
今まで、次男のものばかり買っていて家内のフラストレーションが溜まっている。
そこで、多くの店が集まるシェルペス通りへ行くが、どこも昼寝の最中か閉まっている。
取り敢えずウィンドウショッピングをして、5時にもう一度訪れる。
でも、デザインがどれもダサくがっかり。ロエベにも行って見たが品数が少ない。
ふてくされてサンタフスタ駅へのバスに乗る(サンタフスタ駅へはエンカルナシオン広場の32番バス)。

駅のロビーにあったキャンディー屋はとてもカラフル。思わず買ってしまった。
セビリア空港へは早めに着いたが売店も少なく時間をもてあまし気味。
ロンドン行きの便が出るのに空港の両替屋はポンドを持っていない。
ロンドン到着は深夜なので両替出来るか心配になった。1文無しでは宿にさえ行き着けない。



Gatwick空港には10分早目の23:10に着陸。
直ぐに出発便フロアの両替所に行って見たらまだ開いていた。我々の両替が終わった途端に「CLOSED」の札を窓口に置いた。すべり込みセーフ!
タクシー乗場は無人電車に乗って5分ほどのSouth Terminal。Southに来て見たら、両替所は余裕のOPEN。
聞いてみたら、こちらは24時間営業とか・・・。

タクシーに乗って、これも事前にインターネットで予約しておいた空港そばのB&B Gatwick BELMONTへ。
10分で着く。フロントで手続きをして部屋へ行くが、あまり上等では無い(アメリカのモーテルみたい)。
でも、気温は肌寒く、キルトのベッドカバーに紅茶のサービスなど、スペインから来たばかりの我々には充分イギリスに来た事を実感させる雰囲気。

BELMONT HOUSE
46 Massetts road Horley Surrey
RH6 7DS England
PHONE: +44 01293 820 500
FAX: +44 01293 783 812
E-MAIL: stay@gatwickbelmont.com
55ponds
/Twin

航空写真ガイド
 セビリアの中心:37.383183, -5.991840

9月8日(土)








ロゼッタストーン
翌朝、また早く目が覚めたので近所を散歩してみる。宿の隣りはフットパス。歩いて近所の庭などを覗いてみると、日本で流行のEnglish Gardenっぽく、それなりに良い。宿の送迎バスでGatwick空港へ戻り、電車でロンドン Victoria駅まで行く。
夕方の18:00の飛行機なので4時間くらいしか見られない。駅のコインロッカーに荷物を預け、まずバッキンガム宮殿へ。丁度10時半の衛兵交替が終わったのか人の波がゾロゾロ戻ってくる。
1時間後の回を見ようと立っていたが、係の人が今日の11:30はキャンセルだと言っている。それは無いだろう〜。仕方なく、あのロンドン・タクシーに乗ってビッグベンに行く。写真を撮ってから地下鉄で大英博物館へ。お目当てのロゼッタストーンとエジプトの小間だけを観て外へ出る。
近くのシャルロッテ・ストリートのECCOで子供達はピザ、我々は野菜サンドを例によって2つにカットして貰って家内と半分こ。
そこからVictoria駅へ・・・ああシンドイ。

Victoria駅のコインロッカー
ハリーポッター風には「7 1/2番ホーム」

(7番ホームと8番ホームの間)。ホームへは切符不要。中型5ponds。


 ECCO

実は、子供達はまだ夏休みなのでロンドンにあと3日間ほど滞在することにしていた。滞在先のアールスコートもヒースロー行きと同じ路線なので、そこまで一緒に行き、彼等だけそこで降りた。
向こうはうるさい親がいなくなってせいせいしたと思うが、重い荷物を背負って二人でとぼとぼ階段を上って行く後ろ姿を見ると、これから彼等に襲いかかるであろう試練の数々を思い浮かべ、涙ぐんだ( なんと大袈裟な・・・)。

各駅停車に乗ったせいか、アールスコートから45分掛かってTerminal 1-3駅。
ANAのカウンターまではそこから更に10分ほど歩く。手続きが終わってから搭乗口までは更に10分。
空港内のショッピングモールは大きく、日本には輸入されていないスコッチも数多い。
 
日本に戻った翌々日に、あのニューヨークの同時テロ。子供達は予定通り帰ってこられるだろうか?
水曜の11:30成田着の予定だが、インターネットで見ても、もう11:00なのに予定の飛行機に状態表示(On  Schedule とかDelayed とか・・)が出ない。飛行機は予定通り出発しているのだろうか?
ANAに電話してもお話中でつながらない。
11:20に突然「Arrived」となりホッ・・・
帰宅後、彼等に「ヒースロー空港はどうだった?」と聞いたら「エッ!何の話し?」。
親の心子知らず。

航空写真ガイド
 バッキンガム宮殿:51.501373, -0.141422
 ヒースロー空港:51.466757, -0.465931
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