多摩丘陵





多摩丘陵(たまきゅうりょう)は、上記地図のとおり面積約300km2にわたる大きな丘陵地。また、南側の三浦半島に位置する三浦丘陵と地形的につながっており、これらの丘陵を合わせると上空から見た形がイルカに似ていることから「いるか丘陵」と呼ぶこともある。

■最寄り駅の、各フットパス行きバス乗り場一覧(06.10.01現在)

  
★真光寺、小野路宿方面/”別所”下車
   ・永山駅 → 別所 → 鶴川         /神奈中バス:3番のりば(永13、桜23、桜24、鶴31)
   ・多摩センター駅 → 別所 → 鶴川    /神奈中バス:8番のりば(多04)

  
★小野路宿、小野路城方面/”小野路”下車
   ・多摩センター駅 → 小野路 → 鶴川   /神奈中バス:10番のりば(鶴32)

  
★小山田、小野路城方面/”扇橋”下車
   ・多摩センター駅 → 扇橋 → 日大三高  /京王バス:11番のりば(多43)

  
★相原、城山方面/”家政学園”下車
   ・めじろ台駅 → 家政学園           /京王バス:(め23)
   ・相原駅 → 家政学園             /神奈中バス:(原17、原23)

  
★津久井方面/”展望台”下車
   ・橋本駅 → 展望台              /神奈中バス:(橋01、橋50)

  
★城山方面/”鶴ヶ丘団地”下車
   ・高尾駅 → 館町団地            /京王バス:(高24、高26、八04/06)

  
★城山方面/”法政大学”下車
   ・めじろ台駅 → 法政大学          /京王バス:(め06/め07、西56、八97)


これらの地域はバスの本数が少ない。パストラルに路線図や時刻表が出ているので調べて行こう。。

また、鶴見川水系と境川水系、および一部の多摩川水系の水源の森であり、日本固有種であるトウキョウサンショウウオをはじめ、様々な動植物が生息・自生している。

一方、縄文時代の遺跡が多くあり、万葉集にも「赤駒を山野(やまの)に放し捕りかにて多摩の横山徒歩(かし)ゆか遣らむ」と詠まれている。古代にはこの万葉集の歌に詠まれたように防人の通り道となっており、その後の古代東海道や鎌倉街道もこの丘陵を貫く、交通の要衝でもあった。
いている。

1950年代から開発が進み著しく緑を減らしている。なかでも1960年、1970年代から開発が進められた多摩ニュータウン、港北ニュータウンの開発の影響は大きい。
しかしながら、多摩丘陵の鶴見川源流域には、開発が進んだ今日もなお、昔ながらの伝統的な多摩丘陵の風景が残されています。都心からわずか1時間弱でアクセスできる位置に、これだけの田園風景(里山の風景)が残されてきたことは奇跡的なことであり、首都圏の住民全体にとっても大変重要な資産であるといえる。

なお、この地域の自然保護と啓発を目的として NPO法人「みどりのゆび」が活動を行っている。応援をお願いします。