エッセー

私が日記代わりに掲示板に書き込んだ記事の抜粋です。

筍ほり 投稿者:ドンキホーテ 投稿日:2007/04/22(Sun) 17:13:28 No.395
久しぶりのポカポカ陽気の中、「みどりの指」の管理する竹林で筍掘りをした。筍を探すのは結構難しく、掘るのは更に大変で手の平にマメを何個も作った。収穫後、竹林で焚き火をして、さっそく筍汁を作った。

まるで生き物のように踊る炎、木材が燃える時の独特の臭い、眼にしみる煙、時折発するパチッと言う破裂音・・・子供の頃、飽きずにいつまでも見ていた焚き火の記憶がよみがえる。考えてみれば、住宅地での焚火は禁止され、台所も電子レンジやIHコンロへ換わり、日常生活から裸火が消え去った。人類の最大の文化である”火”を今の子供達は実感できない。

風太 投稿者:ドンキホーテ 投稿日:2006/11/09(Thu) 20:49:22 No.367
今日、千葉どうぶつ公園に行ってきた。お目当ては勿論「風太」の2世たち。コロコロ2匹がじゃれあっている姿は癒される。赤ちゃんに人気をさらわれ風太自身はおりの中でふてくされていた。

味覚 投稿者:ドンキホーテ 投稿日:2005/06/12(Sun) 11:23:25 No.304
昨日、床屋に行った帰りにドイツパンを買ってきて昼食とした。
日本ではフランスパンが人気だが、ドイツパンの方が中身がみっちりしていて(持つと重い)、噛むと小麦の匂いが口中に広がり、私は好き。
世界の料理で日本人の口に合う/合わないは、実は塩分の濃さが支配的。パンにも結構塩が入っており、フランスパンは料理と同じく塩分が少なくて、私はそれほどとは思わない。
この塩加減がドイツパンは日本人に合い、美味しいと感じる。
日本のフランスパンは日本人の口に合わせて塩分を強くしているのではないか?
スペインのある魚の缶詰工場は世界に輸出しているが、輸出先に合わせて塩分を調整している。
その塩分を決める時、技術者はその国のパンを食べてみるそうだ。
パンが、その国の塩加減を一番正確に現しているとのこと。

今年も遊びにきた・・・  投稿者:ドンキホーテ 投稿日:2004/11/01(Mon) 20:57:30 No.296
裏から丸見えとも気が付かず、ガラス戸の外側に明かりを求めて集まる虫をお目当てに毎夏やもりがへばり付く。
尻尾まで入れても体長5cmくらいの可愛らしい坊やだが、今年は中々姿を現さない。
今年は天候不順のせいで新しい子供が生まれなかったのか?と家中で心配していたら、既に秋もようの今晩はじめて姿を現した。家族みんなが「ちびが来た」と喜んだ。

スペイン内乱 投稿者:ドンキホーテ 投稿日:2004/05/03(Mon) 20:40:23 No.249
「知られざるロバート・キャパの世界」展を見に、写真美術館(エビス)に行った。
ピューリツァー賞を貰った「崩れ行く兵士」はスペイン内乱のこと。また、ピカソの絵で有名なゲルニカもフランコと手を結んだドイツ軍の空爆のこと。
のーてんきな性格としか見えない、あのスペイン市民が自由の為に自ら銃をとってフランコ軍に立ち向かった壮絶な歴史は信じられない。





雑談 投稿者:ドンキホーテ 投稿日:2004/02/29(Sun) 09:31:25 No.236
昨日、富山へ出張した。空港付近には一昨日に降った雪が多少残っていたが、市内には雪は無かった。

話題(昨秋富山に行った時のこと)
仕事で高岡市から富山市まで国道8号線を移動した。
何故か自転車(それもママちゃり)に乗った白人が次から次へと国道をサイクリング・・・異様な光景。
後で聞いたら、ロシアからの船が富山港に入ると、船員はまず自転車を買って、8号線沿いにある中古自動車店巡りをするのが決まりだとか?
これを本国に持ち帰り売ると凄い儲けになるそうだ(勿論、自転車も売る)。そう言えば、8号線沿いには、一見それと分かる中古車屋(殆ど屑鉄屋状態)が多く看板もロシア語。
見るべきところは大自然くらいしかないが、沿海州は日本に一番近いヨーロッパ。穴場かも・・

過去 投稿者:ドンキホーテ 投稿日:2002/09/15(Sun) 09:28:59 No.207
昨日、NHKスペシャル「沈黙の村」を見た。
第2次大戦中、ポーランド北部の小さな村で数百人ものユダヤ人住民が生きたまま納屋で焼き殺された。
長年、これはナチスによる犯行とされていたが、実は昨日までの隣人であった同じ村のポーランド人達によるものだったことが最近分かったと言う内容。

当時、支配していたソ連が、この村の知識人11,000人を何らかの理由をこじつけて罪人としてシベリアに連行した。
これはユダヤ人が密告したからだとの噂が発端で、村中が焦燥感に駆られてこの事件が起きたらしいことが分かった。
毎週教会に行き、他人の庭の花一輪盗った事が無さそうな善良な老婆でさえ、インタビューに対し目を伏せ口をつぐむ。

ヨーロッパは第二次世界大戦で戦場となった。今の老人たちは、家族を守るために、なんでもしたに違いない。
日本だって、終戦前後の飢餓の時代、腹を空かせた子供のために盗みをしたお父さん、お母さんがいたかも知れない。
今の老人世代は、みな大なり小なり胸に秘めた秘密を背負って生きているのだろう。
私は終戦の年に生まれ、平和な日本しか知らない。勿論それなりの苦労をし、修羅場もくぐって来たとの自負もある。
しかし、今の老人世代の苦労にはかなわない。

今日は「敬老の日」・・・尊敬しよう。



庭のゆすら 投稿者:ドンキホーテ 投稿日:2002/06/08(Sat) 10:26:2 No.222
庭の「ゆすら」に実が沢山付いている。幼い頃、この実が好きで毎日食べた。最後は赤く熟すのが待ちきれず、ピンクの実にまで手を出した。
今でも、タバコを吸いに庭に出るたびに数個つまむ。
しかし、うちの息子たちは見向きもしない。何か昔の思い出がこのまま消え去るようで悲しい。



景気付け2 投稿者:ドンキホーテ 投稿日:2000/12/01(Fri) 13:47:10 No.88
書きこみが少なく寂しいので景気づけ第2弾。

新幹線:
出張で関西に行くとき、東京駅までいつもより時間が掛かった。
中央線のホームに降りたのが発車3分前。
エスカレータを駆け下り、通路を走り、新幹線の改札を通ったのが30秒前・・。
ホームへの階段を駆け登っていると、ベルが鳴り終わり、「ドアが閉まります・・電車から離れてください・・」放送が叫んでいる。
階段を上ったところが、丁度都合良く乗車口・・・
飛び乗って、「ああ・・間に合った!!」と安堵の吐息をした途端、

・・・・同じホームの反対側に停まっていた新幹線が動き出した。


景気付け 投稿者:ドンキホーテ 投稿日:2000/10/23(Mon) 12:42:27 No.73
このところ掲示板が寂しいので景気付けに・・・

プロヴァンスのある町を歩いていたら
背後で「ぶぃー!!」と凄い音がした。
驚いて振り返ったら、妙齢の女性が鼻をかんでいた。
ところ変われば習慣も変わる・・